パンガンWalkerで最近よく「パンガン島のフルムーンパーティー以外のパーティーが禁止と聞くが実際はどうなのか?」という質問をいただいく。
確かに今年2015年の4月にフルムーンパーティー以外のパンガン島のパーティーを禁止にするアナンスがされた。
SNSやニュースでそういった記事を見かけた方も多いかもしれない。
今回はどうしてこのような事態になったのか、そして実際のところどうなのかをお伝えしたいと思う。
パンガン島のパーティーの行方
単刀直入に言うと、現在(2015年7月)はフルムーンパーティーおよびそれ以外のパーティーも問題なく行われている。
なので心配されている方は安心していただきたい。
確かに4月に禁止のアナウンスがされ、その後フルムーンパーティー以外のビッグパーティーは開催されなかった期間があったのは事実だ。
しかし徐々に緩和され、5月半ばからハーフムーンフェスティバルやブラックムーンカルチャー、ジャングルエクスペリエンスをはじめ、ほとんどのパーティーが再開し開催されている。
そのため、パンガン島のパーティー制限は完全に解かれたことは間違いない。
毎日パンガンWalkerのTwitterで、パンガン島でその日開催されているパーティー情報を更新しているので、よかったらフォローして参考にして下さい。
なぜ禁止されたのか?
フルムーンパーティーをはじめとした様々なパーティーが開催されるパンガン島は、世界中のパーティーピーポーを魅了する世界有数の素晴らしいパーティーアイランドである。
しかしその一方、バケツカクテルのバケツやお酒を入れるプラスチックのカップや瓶もたくさん消費され、ビーチに捨てられているのも事実である。
これらのものは腐らないため分解されずに残り、海洋や海の中の生物など自然へダメージを与えることになる。
またパンガン島に住む住人にとってパーティーによる騒音も大きな問題である。
これらが問題視され、仕方なくフルムーンパーティー以外のパーティーの禁止が発表されたのだ。
フルムーンパーティーを思いっきりクレイジーに楽しむことは大切だが、自分の出したゴミはその辺に捨てるのではなくきちんと決められたゴミ箱へ捨てるという最低限のマナーは守るようにしてほしい。
また他人が捨てたゴミが砂浜に落ちていたら拾ってゴミ箱に捨てるよう心がけていただきたい。
なにも恥ずかしいことではないし、これを皆がパーティーの間に何回か行うだけでもだいぶ違ってくるはずだ。
LEO Full Moon Partyとは
こういったゴミの問題を受け、フルムーンパーティーの日に新たな試みが行われる。
それがこの”LEO Full Moon Party”だ。
2015年, 8月1日, 土曜日 – 16:00開催
今回はじめてタイの国産ビール「LEO」が2015年の8月1日に主催するLeo Full Moon Party。
これは観光客とともにパンガン島のフルムーンパーティーを楽しむのはもちろん、ビーチの清掃も行おうというイベントだ。
イベントは16時からはじまり夜通し行われる。
60分間のビーチクリーニング
LEOはフルムーンパーティーがスタートする前の夕方16時から17時の1時間、フルムーンビーチの清掃をサポートする。
このイベントに参加してくれた方にはハードリンにあるCactus Bar(カクタス・バー)内のLEO Bar(レオ・バー)にてLEOビールを2杯ゲットすることができる。
ただし参加したい方は15時30分までにカクタス・バーへ行き登録を行う必要がある。
お店の詳しい情報は以下の記事も参考に。
次の動画を見たら、いかにプラスチックカップや瓶が海洋にダメージを与えるかが解るだろう。
いかがだろうか。
わたしたちが出すゴミがどれだけ自然に影響するかわかっていただけただろうか。
ゴミを拾ってビーチを綺麗にすることでパンガン島の自然が守られ、さらにビールまでもらえるというのだから、損はないし参加してみてはいかがだろうか。
おわりに
パンガンWalkerでは、これからもパンガン島でみんながパーティーを心から楽しめることを望んでいる。
パーティーやビーチや、自然、どれをとっても、パンガン島のような島は2つとないかけがえのない場所だ。
そんな素晴らしい場所でのパーティーをこの先も体験できるよう、そしてこの美しいパンガン島をいつまでも保存するためにも、1人ひとりが責任を持ってほしい。
状況が悪化すれば再びパーティーが禁止されるかもしれない。
そうならないためにもみんなで意識してパンガン島の環境を改善していきましょう。
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