パーティーが嫌いという人はそういないと思う。
パーティーはストレス発散にもなるし、たまには羽目を外すのも大事なことだ。
週末にクラブ等のパーティーへ出向いたり、海外旅行の際に開催されてるパーティーへ行ってみたり、その国でしかないパーティーに参加するために海外へ行く人もいるだろう。
そこで、普通のパーティーにはもう飽きたという玄人の方々もいると思う。
せっかく騒ぐのだから、記憶に残るようなユニークなパーティーに参加してみてはどうだろうか。
今回は世界のユニークな会場のパーティーを厳選したので紹介する。
イビサ島
クラブ アムネシアの泡パーティー
ここはもう知っている人も多いかもしれない。
スペインにはイビサ島というクラブが乱立するパーティーアイランドがある。
そのなかの「Amnesia」という有名なクラブで泡パーティーは開催される。
開催日は、毎週水曜日と日曜日の2回、閉店前の明け方6時のくらいに泡が放出される。
実はこの泡パーティーにはカラクリがあって、泡パーティーがメインに思われがちだがそうではない。
イビサ島には人気DJたちが頻繁に来る。週末や有名DJが来るときは客が入るのは必然である。
それ以外の日に客を呼び込むため、水曜と日曜という中途半端な曜日に泡パーティーを行っているのだ。
なのでイビサ島に行く際は、エントランス料金の安さやイベントよりクラブのチケット販売員に、今日どこのクラブのチケットが最も売れているかを聞くことが最も肝心だ。
インド洋でチャーター船
モルディブのラニア島へ向かうチャーター船でパーティー
陸の上だけのパーティーなんてもう時代遅れだ。
海の中に飛び込んでこそ至高と言える。
モーリシャスやモルディブといった高級ゾート地にて船を一晩チャーターし、船は煌くインド洋へといざなってくれる。
海の真ん中、船の甲板でパーティーするため、好きなだけ音を出して騒ぐことができる。
踊り過ぎて体が火照ったのなら、海へ飛び込んでクールダウンすればいい。
パーティーは日が昇るまで続き、疲れ切ったらビーチへ戻り、ヤシの木陰で眠る。
やわらかいそよ風があなたを心地よくさせてくれる。
パンガン島
タイのパンガン島で開催されるフルムーンパーティー
もし船をチャーターする余裕がないのであれば、次にベストなのはビーチパーティーで決まりだ。
なかでも最も世界中のパーティーピーポーを魅了しているワイルドなビーチパーティーがある。
それは、タイのパンガン島で行われるフルムーンパーティーだ。
こんな大規模なビーチパーティーは他に例を見ない。
名前ですでに感づいたかもしれないが、このパーティーは毎月1回満月の夜に開催される。
ハードリン・ビーチという島の南にあるビーチ一帯がパーティー会場となる。
このフルムーンパーティーだが、80年代から始まり、当初は12人程度だったのが、今では3万人規模のビッグパーティーへと成長した。
ドリンクの値段も安く、皆フレンドリーで、音の質も良い。
間違いなく世界のベストパーティーのひとつに入る。
フルムーンパーティーのほか、新月の夜に行われるブラックムーンカルチャー、半月の夜に行われるハーフムーンフェスティバル、その他にも多くのパーティーがある。
当サイト、パンガンWalkerの主旨でもあるので、詳しくはサイト内の記事を読んでいただきたい。
レキャヴィーク, アイスランド
レキャヴィークのブルーラグーンでパーティー
パーティーの場所として、北の凍った荒廃地を一番に思い浮かべた人は恐らくいないだろう。
しかし、北極圏に接するアイスランドの首都レキャヴィークでは、夏季の間、信じられないようなパーティーを開催する。
その理由は、アイスランドは極北に位置するため、夏の間は何日間も太陽が沈まず明るい状態が続くからだ。
冬の暗い期間が終わると、アイスランドの人々はこの夜も明るい日々を利用してどう過ごすべきかを知っている。
そのため、土曜となると深夜でもバーやパブなどは多くの人でいっぱいになり、疲れ果てるまでパーティーは続く。
ちなみにブルーラグーンとは、アイスランドにある世界最大の人工露天風呂のことで、レキャヴィークから車で約40分のところにある。
アイスランド・エアウェイブス(Iceland Airwaves)という毎年10月半ばに開催されるアイスランド最大級の音楽フェスの会場にもなっており、温泉に浸かりながらお酒も飲めて騒ぐことができる。
運がよければ夜はオーロラも見れるそうなので、是非参加してみてはいかがだろうか。
ボゴタ, コロンビア
ボコダのナイトクラブ
かつて90年代、コロンビアの首都ボコダは、組織がらみのドラッグやテロ、抑制できないギャングによる暴力などで悪名高い都市だった。
しかし、犯罪撲滅のため国を挙げた治安政策の導入・都市の再編によりボゴタは完全に生まれ変わった。
犯罪率も急減を続け、世界都市指数は新興都市でありながら第55位と評価されている。
市民が集まれるランドマークを創ったことで町並みも変わり、綺麗でスタイリッシュなナイトクラブも増加した。
ボコダのなかでも治安の悪いカズカ地区には巨大な天蓋を設置し、周辺住民が誇れる場所となった。
犯罪に手を染める者は少なくなり、若者たちの熱中はスポーツやダンスなどへ方向が変わった。
ボコダのクラブへ行ったら、あなたはきっと地元民の興奮や活気に驚かされることだろう。
そしてなにより、コロンビアの女性の美しさに。
世界にはまだまだ知られてない色んな変わったパーティーがある。
紹介したパーティーはどれも一度参加したら絶対に深い思い出になるので、生きてるうちに是非足を運んで欲しい。
コメントを残す